フコキサンチン | 3351-86-8

（1）カラーコムフコキサンチンは、カロテンの酸素含有誘導体であり、ルテイン類のカロテノイドに属し、脂溶性色素で極性カロテノイドです。様々な藻類、海洋植物プランクトン、水生貝類、その他の動植物に広く含まれています。
（2）フコイドアルコール抽出粉末は、フコキサンチンを主成分とし、ヒジキ、コンブ、ワカメなどの大型褐藻類を原料とし、高度な技術で加工されています。粉末製品と油状製品の2種類の製品形態があり、フコキサンチン含有量はお客様のご要望に応じてカスタマイズ可能です。
（3）カラーコムフコキサンチンは、無臭で無気性の、橙赤色または赤褐色の粉末状物質で、褐藻類の褐色や珪藻類の黄金色を形成する主要なカロテノイドです。フコキサンチンの分子式はC42H58O6、分子量は658.906、密度は1.09、融点は166～169℃です。フコキサンチンは脂溶性色素で、水には溶けませんが、エタノール、アセトン、n-ヘキサン、クロロホルムなどの一部の有機溶媒には溶けます。